帆立

 帆立貝はイタヤ貝科に属し、仲間が全世界に広く分布し、食用として昔から我々人類に親しまれています。
 和食、洋食、中華料理、その他多くの料理の食材として重要な役割を占めています。
 我が国では、東北地方より北の海で採集されており、天然物の採集が中心ですが、養殖も盛んに行われる様になり、品質、水揚量ともに安定した供給が行われています。

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 貝柱の主成分である蛋白質量は、タイラギ、ハマグリと比較すると多めで、脂肪量は魚介類としては少なく、あっさりした味覚で旨味の多い貝です。又、栄養効果としてはビタミンB1とタウリンが多く、タウリンは血圧を下げる働きがあります。また、蛋白質はプロテインスコア66(蛋白質の吸収率・最高値100)で消化もよく、動脈硬化予防に効果のある健康食品です。生食はもちろんのこと、冷凍物の販売も昨今盛んであり、加えて干貝柱等様々で、保存性にも優れた便利な食材であると言えます。

 
貝の大きさの割に重たいもの、貝殻とヒモが剥がれず付いているもの、触ると反応してよく動くもの、産卵後の5月から卵巣が付きはじめる12月頃までが貝柱に栄養分が多く美味です。