見事な姿、味の点からも、さかなの代表格と言えるのが真鯛です。
「めでタイ」に通ずる意味からも縁起の良い魚と言えましょう。また「エビでタイを釣る」「腐ってもタイ(鮮度劣化が比較的遅いため)」など私たちの生活文化にも結び付きが深いです。「明石のタイ」が有名ですが、北は青森から南は九州と日本各地から入荷があります。春先から梅雨どき前にかけて産卵しますが、長寿のさかなとしても知られ20年ものの大物がいるようです。

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 様々な調理法でおいしく召し上がれますが、お造りでいただいた残りで作る潮汁や、かぶと煮、皮の湯びき、うろこの素揚げ等、残すところのない点でも優れた食材と言えるでしょう。できれば1匹丸ごとお買い求めいただきたいものです。お正月からタイの尾頭付きとくれば、新春早々良いことがあるかも?




 
鮮度の良いものは体に張りがあり、皮面に青い星屑、目にはブルーのアイシャドーがあります。養殖物は若干、皮目が黒ずみ、ずんぐりとしています。
  鯛飯を作る際は家庭の炊飯器やお釜に合わせた大きさの物をお買い求めください。潮汁を作る際は、中骨等を一度、湯通しするのが臭みの出ないコツです。骨や背びれが堅く鋭いので調理には気をつけましょう。