蛸の種類は多く、日本でも三十種前後が生息していますが、このうち食用となるのはマダコ、ミズダコ、イイダコなど数種類です。又、日本人は世界一タコを食べており、統計上では国内産約4万トン、輸入が約10万トン、合計14万トン消費しています。輸入の大半は西アフリカ漁場(モロッコ、モーリタニア沖)のマダコであり、これが漁獲後船内ですぐ凍結されるため、組織が自然に軟らかくなっているという利点があり、国内では昔からタコを軟らかく煮るための様々な工夫をこらしてきましたが、内地のタコは上手に煮ないと固くなり過ぎてしまうため、西アフリカ産のタコが広く市場に出回るようになりスーパー及びお魚屋さんで売られる煮ダコ及び蒸しダコの大半が西アフリカ産となりました。

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 又、ミズダコは北海道から東北にかけての深海に生息、大きなものは体長3mにも達する大型種のタコで正月用の酢ダコとして人気が高いです。

 タコはタウリンというアミノ酸の一種が血圧を正常に保つし、低カロリー高蛋白とされ、健康食としてもよく、さらに骨や皮がなくすぐ料理できるので食べやすいです。