はも

標準和名
学 名
分 類
流通名
ハモ
Muraenesox cinereus
ウナギ目ハモ科ハモ属
はも

地方名
ごんぎり(長崎)、はもうなぎ(鹿児島)、はむ(高知)、はんぬいゆ(沖縄)、海鰻(中国)、conger pike、pike eel、silver eel

大きさ
2.2mぐらいまでなる。

特 徴
 背鰭、臀鰭、尾鰭は連続する。鱗はない。肛門は体の中央付近にある。肛門より前の側線孔数は40〜47。口は大きく、顎には細かな歯と犬歯状の大きな歯がある。体は茶褐色であるが、腹部は白い。鰭の縁は黒い。

主な産地
山口県、愛媛県、兵庫県、韓国、中国

生 態
水深100m以浅の海底にすむ。甲殻類、魚類、頭足類などを食べる。産卵期は4〜7月で、水深40〜50mの沿岸で産卵する。仔魚は柳の葉に似た形(レプトケパルス)で浮遊生活をする。2年で11cm、8年で30〜40cmになる。

輸入量
統計資料はないが中国や韓国から輸入されている。

利用方法
はもちり、照焼き、寿司、どびん蒸し、蒲鉾、酢の物など

備 考
ハモ属の魚にはハモ Muraenesox cinereusとスズハモ M.bagio の2種がある。両種は外見上よく似ており、市場では区別されないことが多い。もっとも明瞭な識別点は、眼の後ろから肛門までの側線孔数である。ハモは40〜47、スズハモは35〜39で、ハモの方がやや多い。両種の分布域は大幅に重なっている(ハモ:福島県以南、黄海、東シナ海からインド洋。スズハモ:瀬戸内海、東シナ海南部からインド洋)ので、産地で種を識別することは困難である。

参考文献
おさかな普及センター資料館. 1999. おさかな情報 No.7.
中坊徹次(編). 2001. 日本産魚類検索-全種の同定-第2版. 東海大学出版会, 東京.
山田梅芳ほか(編). 1986. 東シナ海・黄海のさかな. 水産庁西海区水産研究所, 長崎.
山田梅芳ほか. 1995. 東シナ海・黄海魚名図鑑. 海外漁業協力財団, 東京.
Castle, P.H.J. & G.R.Williamson. 1975. Systematics and distribution of eels of the Muraenesox group(Anguilliformes,Muraenesocidae). A preliminary report and key. J.L.B.Smith Inst.Ichthyol.,Spec. Publ.,(15);1-9.

(注・提供資料から一部アレンジ)
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