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キチジ

標準和名
学 名
分 類
キチジ
Sebastolobus macrochir
カサゴ目フサカサゴ科キチジ属

流通名
地方名
きんき
あかじ(茨城)、きんき(東京)、きんきん(北海道)、めいめいせん(北海道)、めんめ(北海道)

大きさ
特 徴
 30cmになる。
胸鰭の縁に切れ込みがある。頭頂部や眼の下に強く鋭い棘(とげ)がある。
 体色:全身、朱色がかった赤。背鰭の中央付近に輪郭のはっきりした1黒斑がある。

主な産地
生 態
東北地方、北海道
陸棚斜面の水深150〜1200mにすむ。岩礁域に定住し、大きな回遊はしない。小型の個体はオキアミ類を、大型の個体はエビや魚類を食べる。雌は13〜15cm、雄は12〜17cmで成熟する。産卵期は、北海道周辺では2〜5月。卵は1.2〜1.3mmの楕円形で、ゼラチン質に包まれた長さ35cmほどの長楕円形の塊で産み落とされ、浮遊する。およそ9日でふ化し、1年で8〜9cm、2年で12cm、3年で15cm、4年で18cmぐらいに成長する。

生産量
輸入量
利用方法
北海道では1970年代までは4000トン台の漁獲があったが近年は数百トン台の低い水準で推移している。
アラスカキチジが冷凍品で輸入されているが、統計資料はない。
煮付け、刺身、干物、唐揚げ、蒲鉾の原料など。

備 考
 キチジ属の魚類には、キチジの他に次の2種類がいる。
アラスカキチジ
Sebastolobus alascanus
北海道東部からオホーツク海、カリフォルニア南部まで。80cmになる。
ヒレナガキチジ
Sebastolobus altivelis
ベーリング海からカリフォルニア南部まで。40cmになる。

参考文献
尼岡邦夫・仲谷一宏・矢部 衛.1995.北日本魚類大図鑑.北日本海洋センター,札幌.
長澤和也・鳥澤 雅(編).1991.漁業生物図鑑 北のさかなたち,北日本海洋センター,札幌.
中坊徹次.2000.フサカサゴ科.pp,491-518,中坊徹次(編),日本産魚類検索 全種の同定 第2版.東海大学出版会,東京.
上野達治.1965.北海道近海の魚 11 ソイ・メヌケ類.北海道水産試験場月報,22(12):2-28.
Kramer,D.E.and V.M.O'Connell.1995.Guide tc northeast Paclfic rockfishes.Alaska Sea Grant,Marine advisory bulletin No.25.
  

(注・提供資料から一部アレンジ)
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